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マルレク・ネット動画公開情報

これまでのマルレク・ネット動画公開の情報です。 ------------------------------------ 2018/1/15「ボイス・アシスタントから見るAIの未来」 動画: https://crash.academy/class/203 資料: https://goo.gl/i1V7Et 2017/11/30「量子コンピュータとは何か? 」 動画: https://crash.academy/class/189 資料: https://goo.gl/muA5TU 2017/9/28 「エントロピーと情報理論 -- 量子情報理論入門」 動画: https://crash.academy/class/156 資料: https://goo.gl/cu8F2r 2017/7/31 「人工知能の歴史を振り返る 」 動画: https://crash.academy/class/139/ 資料: https://goo.gl/6MeZJh 2017/5/28 「ニューラル・コンピュータとは何か? 」 動画: https://crash.academy/class/101/ 資料: https://goo.gl/qZyLQD 2017/3/27「Googleニューラル機械翻訳 」 動画: https://crash.academy/class/76/ 資料: https://goo.gl/X72wnM 2017/2/22「RNN と LSTMの基礎」 動画: https://crash.academy/class/66/ 資料: https://goo.gl/cvDgQX 2016/12/20 ディープラーニング・ハンズオン @ Google 「DNNとRNN — ニューラルネットワークの二つの基本的なモデルについて」 動画: https://goo.gl/H6Ga39 資料: https://goo.gl/vq1a3v

マルレク・ネット動画公開「ボイス・アシスタントから見るAIの未来」

1/15マルレク「ボイス・アシスタントから見るAIの未来」を収録した動画を公開しました。ご利用ください。 https://crash.academy/class/203 公開した資料は、こちらにあります。 https://goo.gl/i1V7Et

アーロンソンの量子コンピュータ解説漫画

アメリカでは、子供向けに量子コンピュータの解説本が、結構出ているらしい。でも、それが正しい解説だけとは限らないようだ。 アーロンソンが、子供向けのコミックで、量子コンピュータのことを書いている。 https://www.smbc-comics.com/comic/the-talk-3 中学生ぐらいの男の子とお母さんの会話なのだが、お母さんが、只者ではない。 重ね合わせ(superposition)について: 「それは、状態0と状態1の、複素線型結合なの。それは、実際にはどんな古典的な考えにも対応していない、新しい存在のカテゴリーだと考えなくちゃいけないの。」 確率と振幅について: 「量子力学は、ある意味、確率を一般化しただけなの。でも、あなたが学校で習った確率では、0と1の間の実数しか許されていなかったでしょう。量子力学には確率振幅というのがあって、それは、正にも負にも、複素数にだってなりうるの。」 面白い。「平行論」の批判など、なるほどなと思った。 量子の世界は、日常の世界とは違うことをはっきりさせること。それを理解するためには、数学的な理解が一番重要だということ。わかりやすく説明しようとして、嘘を教えてはいけないということ。 それは、子供に対してだけの話ではない。僕も、気をつけなければと思う。 でも、アメリカの子供はいいな。アーロンソンの話を、コミックで読めるんだから。

Post Deep Learning 3時間話したのだが、終わらず

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昨日の「Post Deep Learningの人工知能技術を展望する」の様子です。 言語学での、"merge"の話をしています。下記のAgendaのPart III 「言語能力への言語学的アプローチ」までは、話せたのですが、Part IV 「数学的認識能力への数学的アプローチ」に入れませんでした。残念。 スライドはぶっ飛ばして、3時間話したのですが、時間の想定に無理があったんでしょうね。4時間枠の方がよかったのかも。 途中で、5分休憩して、タバコ吸ったのが敗因かも。数学の話聞きたかった人、ごめんなさい。   -------- Agenda -------- 「ポスト・ディープラーニングの人工知能技術を展望する」  Part I  人工知能の歴史を振り返る  Part II  人間の知能と機械と人間の歴史を振り返る  Part III  言語能力への言語学的アプローチ  Part IV  数学的認識能力への数学的アプローチ

「西高東低」

子供の時、なんかの授業で、「冬型の気圧配置は西高東低」と習ったのだが、その時なんか変だなと思った。 だって、中国もアメリカも冬ならば、それぞれ気圧配置は違うだろうから。日本の西は大陸から見れば東で、西部劇は日本の東の出来事だ。東は西で、西は東だ。 浪人の時、高輪に下宿していた。泉岳寺の坂をおりて第一京浜を右に曲がって品川の駅に向かうのだが、東京タワーが前方によく見えた。どっかから歩いて帰る時、東京タワーを背にして歩けば、下宿につくと思った。つくはずがない。どの道を通っても、東京タワーを背にする道は、無数にある。バカである。 迷子になりながら気づいたことがある。僕の右手のさす方向は、僕が向きを変えればいくらでも変わる。「右手の方向」というのは、それだけでは意味がないのだ。 ただ、僕がずっと右側に向きを変え続け、くるくる回り始めれば、それは意味を持つ。なぜって、たとえ宇宙空間に放り出され、上下左右・東西南北の区別がなくなっても、右回りの僕とと左回りの僕の区別はできるからだ。(僕の頭と足の区別は必要なのだが) 天気図を見ると、「西高東低」である。 また東京に雪が降るのかな。

Mac OS が、Unixの環境から離れていくの困るな

Macのbrewがコケてハマる。/usr/localに書き込みができないという。見ると確かに、/usr/localがrootの所有になっていて、しかも sudoでもchownができないのだ。 ググったら原因はわかった。いろいろ書いてあった。周知のことらしい。Mac OS、セキュリティ強化のため、/usr/local に、自由に書き込みができないようにしたのだ。気がつかなかった。 あれこれやって、対応策はある程度わかった。見かけ上は、brewは通るようになったのだが、無駄に時間を使った。 Macのいいところは、フラットなUNIX環境が、そのまま使えること。ただ、こんなことされると、UNIX開発環境としては、使えないことが、これからもいろいろ出てくるだろう。困ったな。

お詫び -- 数学の基礎について話すのは難しい

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1/31のセミナー「Post Deep Learningの人工知能技術を展望する」 https://lab-kadokawa43.peatix.com/  で、Voevodskyを取り上げたいと思っていたので、数学的認識の基礎についての数学の側からの認識の深化について話そうとしていたのですが、苦戦しています。短いスライドでは無理そうです。 多分、Voevodskyが、コンピュータを使った数学の証明支援言語COQを活用しようとしていたことの紹介で終わりそうです。 お詫びに、この世界(数学の基礎理論)のスーパー・スターの顔写真を集めました。ご利用ください。(利用のしようがないって) 現代の文明を作ってきたのは、エディソンやフォードやジョブスやページだけではないと思っています。いつか、ゆっくりシリーズで、このあたりの話ができればと思っています。(聞きたくないって?)